2020-08-27 火事 詩 川沿いのうどん屋の上流で火の手が上がるリカバリー不能のメッセンジャーのやり取りうんと前のやつ返す前にそのまま 火に焼かれて死ぬそんな気持ちで生きていたい背中のケロイドを負う少女は重たい十字架雨が降ったら良かったのに昨夜はあんなにうるさく降ったのに気圧が低くて下痢になってとても働けないなとぼやいていたのに 死んだ人ほど可能性が苦しみになる世論がどんな高みに上っても地を這って遠くに行った君の残した言葉を読みたい 2019年7月初稿