2014-02-14 03 短歌 午前2時野菜スティックかじりつく 背中丸めてテレビ見るデブ「わかるわかる」わたしは分からん 地下鉄が暑いこととかレッドブルとか洗濯機も、スマートフォンにも苛つくし 傷つかないよう浅く信じる母からの玉ねぎまだ冷蔵庫の奥で 食べられもせず芽も伸ばせずに現実に向かわぬ彼女の解釈図 背を撫で励ましながら疲れる都会的顔立ち岐阜の田舎っこみんなが羨む あたしに成りたい