めまい、 十二階建てのビル夥しい数のお喋り嘲笑 怒号 雑踏は現実 誰かのせいで誰かが躓き そして誰も謝ったりしない幾千幾百の手のひらが踊り誰もわたしを救いはしない それのどこが悲しい馴れ合いもいち手段だし わたしも誰かにもたれる気は無いまぶたのう…
水面に投げた石、 月に当たって跳ね返る。 氷の言葉は切り口鋭く、ふかく突き刺す。 水面は透き通った空気 少々の揺らぎもよく響く。 書き留めることも忘れているような、とりとめのない会話を底に蓄積させている。 君は手のひらの上で泣く子供。 小さな子供…
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