irohato

a_yによる詩や短歌 https://utubuse.wixsite.com/ayweb

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

オータム・エッヂ

私が誓いを立てている間 君は歓談していたんだろうかそれを思うと報われぬ距離をはかる 君との距離をはかっている 言ってはいけないことというのを言った制限された時間で いつも巧みに喋るから私は圧倒されるだけ 距離ははからないどう転んでも 埋め合わせ…

私じゃない苦しみを見に行く

糸を漬けた水が腐っていくそれは銃でそれは祈りでそれは日々の暮らし 一人よがりには バチが当たるから綺麗でないイメージも 寄り添ってはくれないから 懺悔で私じゃない人の苦しみを見に行く遠くまで 思えるだけ 遠くまで あったはずの食事とか紙とペンとか…

ぽっち

音に惑わされて気付かないうちにはぐれた暗く湿った夜の森で一人しょわ しょわ しょわ しょわ足もとの腐った葉を踏む 都会の灯りでは影が無かった枝の隙間から枝の隙間からこぼれてくるそれでも影は無いまっとう まっとう まっとう まっとう熊が私を食べにく…

星座の具合

連絡網は ある 弓はいつも 引いている集中 集中 週末のシミュレイション レクリエイション欠けていく月のドラマ は 語らずしていい具合で縛られた 二十四時間 の 使い方 六分割弓は常に引いて ギリギリで 考え事は 禁止星座の具合で すれ違っても 自己主張は…