2015-05-16 ■ 詩 2015 若いことが羨ましいのは、 うどんの店に就活スーツで入ったり 信号みたいな色のパーカーを着れること君の素敵な要素は、 足かけ6年の恋人がいることとか 大学を一度辞めたこと目の前に猫背のミッキーマウスのフィギュア かと思ったらペンケースだった 私は雨が降る前から 降ったら行くところを決めていたけど ここでただ座っているだけで不思議なことに山ほど出くわすもしもあなたが 受験生だとしたら どうか勉強が捗ると良い あなたはうつくしい可能性の塊だから 雨もコーヒーも いつか箱入りの思い出になるから