2015-05-16 ■ 詩 2015 そのあとに ひと編みの緊張がほどける じゃまをしないことを はじめに教えられた どこに転がっても おんなじの手紙で はじめから決まっている筆跡を なぞるような人だった多分まだ空想の未来で彼女は息をしている私にはさわれない世界の話だけれど文脈の一直線上に私はいるけれど彼女とちがう光 湖のような目で彼女とおんなじものを見てても