長い経過のうちの ある状況だけを抜き出して それはそれは立派なお伽話ですと鼻で笑ってみせる わたしだって ある一部分の思い出を美化して、 長い経過のように見せているんだろう ネットの海で言い逃れして手を伸ばせば伸ばすほど素直さは遠ざかる欲張って…
それじゃだめだったんだ きみのこと それでもいいやって思えなかったんだどうして つなぎとめる言葉を毎日少しずつ落っことしていく いま、両手でひらっても指の隙間すら零れていくねきみは笑っていた くだらない冗談を言った わたしも笑っていた いつか墓場…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。