雨上がりのぬかるんだ道に靴底があまく沈む池を眺むきみの小さな横顔 頬を染める輪郭のつかめないぬくもり前線はこれから少しずつ わたしたちの陰を溶かすだろう思うにその先が かみさまのくに かえろう足跡は確かに わたしがここに存在する理由を連れている
狂いなくわたしは進んでいたし通り過ぎたと思っていた ひとつの陰ひとつの焔 蘇って、忽然 明日の居場所を問う きみを見ていると また愛しそうになる砕けた電子の奥に霞んでいる輝きを ひらわないように気をつけて、わらって美観している きみはいつまでも …
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