2011-04-25 歩く 詩 2011 雨上がりのぬかるんだ道に靴底があまく沈む池を眺むきみの小さな横顔 頬を染める輪郭のつかめないぬくもり前線はこれから少しずつ わたしたちの陰を溶かすだろう思うにその先が かみさまのくに かえろう足跡は確かに わたしがここに存在する理由を連れている