私たちは抱かれるときいつも体温があるという前提に立っているたゆたう木の枝を幽霊と思って明け方の夢の中でまどろむ 疑えないまま口先だけで語っても宙に浮いた自分を見つけるだけだ冷えた空気でも目が醒めないで肺の中は生ぬるくて夢だとわかる 過ぎ去っ…
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