2009-05-31 うそつきつね 詩 2009 聞こえるものかと思って吐くうそ、うそ、うそ鼠と銅の泥沼に沈むわたしの叫び声 やっぱりわたしうそつきだったなんにも守れないわたしがわたしとした約束も だけど大丈夫はじめから期待はしていない「できることとできないことは生まれたときから決められてる」わたしの一人に感謝していつから、自分に期待をしなくなったのだろ おろかさをごまかしたく両手ですくって泥を飲むひんやりと冷たいからちょっと安心ここはわたしの場所ほかに誰も浸からないで