2014-05-14 プライド 詩 2014 自意識の強さたるやほかに類を見ない きみは瞳をまっすぐに ずっとわたしを見つめている そんな求めるような目つき気が狂う少しでもよろけたら最後の橋の上きみは手を差し伸べないつもりか? 期待をするな、ときみは言う。 辛いことは、胸のおく。 共有なんか、一生できない。 冷たいかい?私の手口は、こんなところ。 夜は、おんなじ速度で迫るのに、 君は、おんなじところに隠れてばかりだね。ゆれる自意識きみが居なければ わたしはもっと、曲がりくねって生きてゆけたのに。