irohato

a_yによる詩や短歌 https://utubuse.wixsite.com/ayweb

プライド

自意識の強さたるやほかに類を見ない
きみは瞳をまっすぐに ずっとわたしを見つめている
そんな求めるような目つき気が狂う

少しでもよろけたら最後の橋の上
きみは手を差し伸べないつもりか?

期待をするな、ときみは言う。

 辛いことは、胸のおく。
 共有なんか、一生できない。

 冷たいかい?私の手口は、こんなところ。
 夜は、おんなじ速度で迫るのに、
 君は、おんなじところに隠れてばかりだね。

ゆれる自意識
きみが居なければ わたしはもっと、曲がりくねって生きてゆけたのに。