2014-09-21 希望 詩 2014 慢性的な水分不足で 喉がからからだったよ わたくしの人生への信仰を わたくしのための袋小路を手放すことはむずかしかった幻想はいつも 意図しないときに崩れて この命が最下層に変わる思わぬ速度でのどが狭まって過去という過去の恥に苦しめられる「自分の描く自分の理想が この世で最も高級で わたしは常に花道をゆける」それは15歳までに超える壁 生ぬるい牛乳をイッキして流し込む袋小路は崩れ去り今は囚われるものもない部屋で希望がまだ息をしようと姿を現す