2017-10-14 風邪 詩 2017 カゼ菌が喉頭蓋の上をさわさわうごく息をするたび 声門が開くたび気道に滑り込み私は驚く顔を真っ赤にして 目を見開いて咳き込む しんでしまう と思うこのまま咳が続いたら 息も出来ない身もだえしながら 弱い自分をのろうこんな思いをしているはずではなかったこんな思いをしているはずではなかったのだ・・・冗談じゃなく本気でしんでしまうと思うなんて カゼ菌が巣食っている私の喉頭蓋の上侵入された生体の反応でてっくれ でてってくれでてってくれと咳をする