2018-05-08 貴婦人の慰み 詩 昨日の日付でまだ歌っている昨日の歌声でまだ轟いている雀が鳴くような鈴が鳴るような高い音の果てに舵を切るだろう 待たずにいると 長い昨日の日付のノートは捨ててしまった突発的に寄せ上がる高波の不安も砕かれる防波堤で一日を過ごしていく努力で ふくらはぎの痛みも忘れて声を出せばそれはまた歌であった