2016-09-04 ■ 詩 2016 子どもと大人のライヴに行こうと淋しいってことを率直な言葉で家族にしてきたみたいに 曖昧な境界線を引いてきたじゃないか君だって気のせいでなければ男女であるということさえ曖昧であったような気がする 帰り道 靴擦れをして呆れながら運ばれた背中から思っていたのは本能的な感覚で只 しがみついた掛け合いが水鉄砲みたいに続くのが楽しかった しがみついたのは 当てつけだったかもしれないとても、言いようのない満足で 私はいっぱいだったからね