2017-02-12 あなたの道 2017 詩 1時81分心腔の扉が開くお粥の道なりの鍾乳洞扉は閉じたり、開いたりでも誰も通らない時々、間違えましたこの道はいいえ合ってますよ合ってますよでもその人は行ってしまう 火鉢つつくようにジュワッと足元が灼けて水が滲んでいたところは焦げている1時もう1時をまわったぴくり起こされた心臓が迷惑そうに瞼を上げる 恐る恐る足を踏み入れた血液おかえり もっと堂々とずっと待っていたのだから