2017-10-20 聖夜 詩 2017 肩の革張りの重みをまもろうとするごとくかたくなに腕をこばんだ口下手を夜ごとに恥じて鼻へ抜けていくアルコールの香り誤魔化しがきかないんだろう底から噴き出してくる欲望を運動機能が落ちたふるえる右手の先でする する する とペンのうねり一秒ごとに展開していくユートピアの上澄み肩の重みをまもろうとするごとくかたくなに腕をこばんだ